生成AIのビジネスにおける活用と課題
~人権にかかわる課題~
生成AIは目覚ましい進化を遂げ、誰でも使えるようになり、様々な分野で革新的な効果をあげる一方で人権侵害や倫理的な問題も指摘されています。初心者向けに生成AIの基礎知識と使い方を解説するとともに利用時の注意点や生成AIのモラルに関する注意点や課題について説明します。
セミナー概要
日時 | 2024年10月28日(月) 13:30 ~ 16:00 |
主な対象 |
中小企業・小規模企業者、個人事業主の方々をはじめ、情報を取り扱う全ての方 ※一般の方も参加いただけます。 |
参加料 | 無料 |
定員 | 定員50名(会場先着順。オンラインは別) |
場所 |
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」第3会議室 〒422-8063 静岡県静岡市駿河区馬渕1丁目17-1 ※オンラインでの参加も可能です |
その他 | ITコーディネータ資格保有者には2時間30分のポイントを付与します。 |
セミナープログラム
※プログラムの時間帯等内容は変更する可能性がございます。
13:30 ~ 13:35 | 主催者あいさつ |
13:35 ~ 14:35 | 【講演①】 「話題の生成AI/AIはスマホでも使える身近な相棒。 どんなものか使ってみよう!」 生成AIの活用は、スマホを通じて手軽に利用できるため、ビジネスの世界に留まらず、日常生活においてもその普及が進んでいます。この講演では、スマホでのAI利用体験や中小企業での具体的な活用事例を紹介します。AIを使う際の注意点や課題についても解説し、参加者がAIをより効果的に活用するための洞察を提供します。 【講師】 利光コンサルティング 代表 株式会社エヌテック DXアドバイザー 利光 哲哉 氏 |
14:45 ~ 15:55 | 【講演②】 「ネット社会の企業活動~情報モラルで信用を守れ~」 ネット上での情報をめぐるトラブルは、企業が培ってきたブランドイメージをあっと言う間に低下させます。生成AIの活用による倫理的な問題も避けなければなりません。企業に求められる情報モラルを尊重した活動についてお話します。 【講師】 株式会社情報文化総合研究所 代表取締役所長 武蔵野大学 名誉教授 佐藤 佳弘 氏 |
15:55 ~ 16:00 | 諸連絡・終了 |
講師プロフィール
利光 哲哉 氏
利光コンサルティング 代表 株式会社エヌテック DXアドバイザー
DXコンサルタントとして中小企業のデジタル変革を支援しています。富士通・富士通グループでの35年間の経験を活かし、ビッグデータ分析やAI活用モデリングなどの専門知識を提供。岐阜大学や岡山大学での研究活動も行い、企業のDX推進に貢献しています。2023年5月には大分市で「利光コンサルティング」を創業し、地域企業の成長を支えています。
佐藤 佳弘 氏
株式会社情報文化総合研究所 代表取締役所長 武蔵野大学 名誉教授
東北大学を卒業後、富士通(株)に入社。その後、東京都立高等学校教諭、(株)NTTデータを経て、現在は(株)情報文化総合研究所 代表取締役、武蔵野大学 名誉教授、早稲田大学大学院 非常勤講師、総務省自治大学校 講師。他に、西東京市 情報政策専門員、愛知人権施策推進審議会 委員、埼玉県 人権施策推進懇話会 委員、東久留米市 個人情報保護審査会 会長、東村山市 情報公開運営審議会 会長、東久留米市 情報公開審査会 委員、東村山市 個人情報保護運営審議会 委員、東大和市教育委員会いじめ問題対策委員会 委員、西東京市 社会福祉協議会 情報対策専門員。(すべて現職)
About
情報モラルについて
企業にとって、いまやICT(情報通信技術)の活用は、必要不可欠なものとなっています。その一方で、インターネットの利用にともない、プライバシー侵害や名誉毀損、コンピュータウイルスの感染や不正アクセスによる情報漏えいなど、人権侵害の危険性が増大し、企業が個人や社会の安全を脅かす問題も広がってきました。
社会の一員である企業にとって、お客様や社員をはじめ、多くの人々の人権を守ることは、重要な責務であることはいうまでもありません。企業が、ICTを活用しつつ、そうした社会的責任を果たすためには、組織として「情報モラル」を確立することが求められているのです。
経営者の皆さんは、組織として人権を守り、情報モラルを確立することが重要な経営課題だということを、しっかり理解していただく必要があります。
また、お客様や社員にかかわる情報を扱う部門の管理者や現場の担当者の皆さんは、人権を守り、情報モラルを尊重することが大事な仕事のひとつだということを十分理解したうえで、日々の業務にたずさわっていただくことが重要です。
人権尊重のための情報モラル
情報社会において、企業が顧客や社員の人権を守るためには、情報の特徴や重要性を再認識する必要があります。「情報モラル」とは、企業が情報を扱う上で求められる考え方と行動を指し、特に個人の尊重、安全、社会的公正に配慮した考え方と態度、行動が求められます。
安全への配慮
・個人情報保護
・情報セキュリティ
個人の尊重
・人格の尊重 ・プライバシー
・名誉・信用 ・表現の自由
社会的公正への配慮
・消費者保護 ・知的財産権
・情報アクセシビリティ
お問合せ
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情報モラル啓発セミナー事務局
公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所
担当:大塚、櫻井(097-537-8180)